働けなくなったときの保険

こんばんは。トグサです。ここ最近の相場は、株価は踊り場、仮想通貨は低迷、トルコちゃんは安定の下落トレンドで、僕の心が全然ときめきませんので、今日は保険の話でもしようかと思います。記事のタイトル「働けなくなったときの保険」、煽り系のブログだったら「アフィリとか副業どんどんやりなよ。まだ会社で消耗してるの?」という内容になるのかもしれませんが、ここでは本当に保険の話です。

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 結論:契約した。

僕の勤め先を出入りしているスミセイのお姉さんに、ある保険を勧められました。就労不能状態や介護状態になったときの保険、一種の働けなくなったときの保険です。これらの状態は長期化すると、給与が貰えなくなる上に介護費用がかさみ、損失が莫大になる恐れがあります。死亡保障ではカバーできない上に、死亡の場合よりも損害が大きくなる可能性も考えられます。僕には妻と3人の小さな子どもがいますし、もしもの時に充てられる資産を十分に持っているわけではないので、そういった保険に入っても良いのかなとはかねがね思っていました。今回、話を聞いたり調べたりした結果まぁまぁ納得できたので、少額ですが契約してみることにしました。

 前より改善された。

実は、過去にもこの保険を勧められましたが、その際は契約しませんでした。もともとこの保険、いわゆるアカウント型といわれるタイプで、就労不能・介護状態の保障はこの特約の1つに過ぎません。そして主契約が別に存在し、利息のつく積立金で契約から外せないという代物。僕にとって大きな謎であるこの積立金の存在もネックの1つとなり、契約する気になれませんでした。

しかし、最近はこの点が改善されたようで、特約部分だけで組み立てられるプライム・フィットという商品になっていました。つまり、謎の積立金なしで純粋に欲しい部分の保障が得られるということで、前回よりは分かりやすく、納得感が増して僕好みになったというわけです。他社の就労不能保険や介護保険に比べても、お手ごろに感じました。

とは言うものの。

就労不能状態と介護状態の定義や違いが分かりにくいんです。他社よりお手ごろ・・・と書きましたが、他社の似たような保険とは定義が違ってたりしますので、ちゃんと比較できているのかと言われると自信ないです。ちなみにプライム・フィットにおける定義は、

  • 就労不能状態:公的年金制度の障害年金1級・2級ならびにスミセイさん所定の就労不能状態
  • 要介護状態:公的介護保険制度の要介護2以上ならびにスミセイさん所定の要介護状態

となっています。それぞれの判定基準である障害年金受給要件と、要介護認定要件は、ネット検索すれば簡単に見つけることはできます。しかし、結局のところ就労不能状態と介護状態の違いは?(※1)両者の重複するところは?と考えると、なかなか答えが得られません。

他社との比較という点では、例えば、住宅ローンのフラット35などで加入できる新機構団信の身体障害保障を挙げてみます。要件を満たせば住宅ローンがチャラになるわけですが、その要件とは、身体障害手帳(注:障害年金ではありません)1級または2級となっています。プライム・フィットの就労不能状態の定義とは似てるようで違います。

また、勤め先の労働組合で斡旋している別の保険、すなわちスミセイのお姉さんが物知り顔でGLTDと呼ぶ保険の保障条件は、病気やケガによって長期間業務に従事できないことと、所得減少分が元の20%超であること。つまり、病気やケガで働けなくなって所得が減れば補填としてあげるよ、という内容で、僕としては、こちらの方が分かりやすくて好みなのですが、支払いの制約が厳しいようです。勤め先では25%の団体割引が効いて非常にお手ごろなんですが。

その他

検討する上で、下記のことも考慮に入れました。

  • GLTDは所得の減少分を超えて支払われることはない。
  • 保険に入っていなくても公的年金制度の障害年金はもらえる可能性がある。
  • 身体障害保証のついた新機構団信には加入する予定。

介護費用として余分にかかる出費(※2)はこれらを勘案してもカバーできないと考え、その分をプライム・フィットで補うという考えで契約しました。お姉さんに声をかけられた当初は、何かイチャモンをつけて断ろうかと思いましたが、時が経つとともにそんなに悪くないかもな、と思えてきました。

みなさんは働けなくなったときの保険って加入されてますか?おすすめの保険や、そんなもん入る必要なし、などのご意見いただけますと幸いです。

 

※1 スミセイのお姉さんによると、回復の見込みがあるか、ないかとのことなのですが・・・。

※2 平均で月10万円弱と言われているそうです。