利回りを求めるなら、外貨建MMF?外貨預金?それともFX?

こんばんは。トグサです。

外貨建MMFと外貨預金とFX(レバレッジ1倍)って似たような投資商品になると思うのですが、どれがお得なんですかね。気になったので調べてみました。3月28日のデータを使ってます。

金融機関は、外貨建MMFSBI証券、外貨預金(1年定期)は住信SBIネット銀行、FXはヒロセ通商としました。SBI証券ならびに住信SBIネット銀行は、為替手数料が比較的安く、ヒロセ通商もスプレッドが比較的低めです。

通貨は米ドル、豪ドル、そして愛するトルコリラとしました。ただし、トルコリラの外貨預金はSBIになかったので除外しました。

外貨建MMFの銘柄を、米ドルと豪ドルがニッコウ・マネー・マーケット・ファンドトルコリラをトルコ・リラ・マネー・マーケット・ファンドとしますと、それぞれの分配金の利回りは、0.693, 1.095, 9.022%でした。往復の為替手数料は、50銭、2円、5円で、各通貨のレート110.3, 84.1, 30.4円に対するパーセンテージは0.45, 2.38, 16.45%となりました。※外貨建MMF投資信託なので、ほとんどないとはいえ、外貨建の元本割れの可能性はあります。

外貨定期預金(1年)では、米ドル、豪ドルの利息がそれぞれ1.2および1.8%。往復の為替手数料は30銭および60銭で、パーセンテージでは0.27および0.71%でした。

FXについては、米ドル、豪ドル、トルコリラの買いスワップがそれぞれ1万通貨あたり1, 50, 84円で、利回り(年率)では0.03, 2.17, 10.09%となりました。スプレッドは、0.3, 0.7, 4.9銭で、パーセンテージでは0.003, 0.01, 0.16%となりました。

以上をまとめると、下表のようになりました。

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米ドルは、FXでは利回りがほとんどなく、コストパフォーマンスが高いのは外貨定期預金となりました。しかし定期なのでいつでも引き出せるわけではないことを考えると、外貨建MMFと比べたときに好みが分かれそうです。

豪ドルとトルコリラは、高い利回りと、圧倒的に安いコストで問答無用にFXが有利となりそうです。

僕なりには以上のような結果になりましたが、皆様のご意見はいかがでしょうか。